バックヤードの木々たち
新学期も始まり、ククイ夫に作っていたお弁当がもう一つ増え、毎朝2つのお弁当を作ることになりました。私は、今の古いタウンハウスが好きです。古くてネズミもよく出るけど(先週、ゴキブリホイホイにかかっていた時には、ぞっとしましたが)、バックヤードのうっそうとした木々を見ながらキッチンに立つのが好きでした。

・・ですが、ここの管理会社から、大きくなったヤシの木たちが、隣の家との間に歩きの壁を押して曲がってしまっている。すぐに、全部の木を切るようにしてくれ、との要請あり。
え・・全部?
やがて根が、家までも壊すかもしれないから…だって。
涙…
そして、7月初めに、ものの見事に全部伐採。最後に、根をからせるからもう生えてこないよ、
と言って、薬をかけていました。
・・私には、声にならない木々の声が聞こえた気がしました。
こうやって、ハワイの多くの伐採をしている人が、思い切りよく気を切ってしまう。普通は、ほおっておけば、新しい芽を噴き出してくるんだけど、今回はそうはいかない…根っこごと、枯らしてしまっている。
なんてことだ…

切った後の荒涼としたバックヤード。

その後、ヤシの木たちの作る影がないので、容赦なく太陽がほぼ1日中照り付け、
コンクリート部分は、ハイヒート。
その時に撒いた薬の影響で、数本の私の友人がくれたレモンの木、ママキ、種から育てていたアボカドの木が、
・・・死んでしまった。
元気のなくなった、リリコイの木とノニは、強すぎる日を浴びてどんどん元気がなくなってきた・・・・
ことに気が付いて、日影がたくさんできる方に動かしてあげると、元気を取り戻した!人間もそうだけど、環境が生き物に与える影響は大きいのだな…
それにしても、木々たちが亡くなったバックヤードは、殺伐として、すごく悲しい。毎日キッチンから眺めながら、想うのであります。
どうやって、緑を増やそうかな・・・・
友人の話だと、リリコイちゃんは、水分が必要で、暑すぎるのを嫌うらしい。
場所を移動して、何とか元気になったリリコイちゃん。

ノニの赤ちゃん。
でも、あまり大きくならないの。
