2020年8月からのハワイ公立学校事情
2020年3月中旬、公立学校が春休みに入った。その間に情勢が一気に変わり、そのまま学校は閉鎖されオンラインクラスを余儀なくされた。もちろん私もその流れを受けた一人で、タンブリング/アクロバテイックのクラスを家から教えている。もうすでに3か月。
3月のブログではこう書いてました→ Hawaii Life Journal
ハワイだけではなく、世界中の多くの子供たちが、こういう意味でのコロナの犠牲になってるのは痛ましいことだ。誰がこんなことを想像しただろうか?
昨日のオンラインクラスで生徒から質問があった。
”8月からは、スタ時をに戻って教えてくれるの?” 実に率直な質問だと思う。
私:まだわからないけど、私としてはスタジオに戻って教えたいな。
さて、話は戻ってハワイの公立学校だけど、やっと方向性が決まり8月4日から学校は再開になる。が、しかし、フルで対面式で行う学校は、数校で、ほとんどが、対面式とオンラインのコンビネーション(ハイブリッドやブレンドと呼んでる)で授業をするところがほとんどなのだ。それでも一歩前進して、学校に行く日ができるのはいいことだ。
学校ごとに安全基準や、そのやり方を協議しているところだろうが、少なくとも、教室の中の生徒の机の距離は、3フィート(約1メートル)離れていなくてはいけないそうだ。しかし、世の中は、6フィート離れろって言ってるし、なぜに学校だけが3フィートなのだろう?よく読むと、
3フィート離すこと、正面を向いていれば。
と書いてある。あの・・・子供って前だけを向いてないんですけど。
そして、フェイスマスクの管理を子供たちができるのか?
スクールバスはどうなるんだ?
もしも、感染者が出た時の対処法はあるのか?
などなど、沢山のニューノーマルを決めていかなければならない教育現場は非常に厳しい。
各学校が、各家庭に通達を始めているが、親も教育者もそれでいいのか?という疑問を持ち始めている。そこへ来て、ハワイでも、感染者の増大。観光業の再開は8月から。などと不安材料も多い。どれが正解なのかは、誰にもわからない。コロナの恐怖に屈せず、出来るだけ前進したい所だが、さてどうだろうか?
先日の4歳児のお友達との会話。
私: 学校は行ってる?
4歳児:ううん、コロナだから
私: コロナって何?
4歳児: バイ菌みたいなものよ
私: 見たことある?
4歳児: あるよ
私:どんな形してるの?
4歳児: 丸くて、あの木の上もいるよ。
確かに、ニュースで流れるコロナの絵は、丸いよね
私:何色?
4歳児: 色はないのよ
学校に行けても、しばらくは、こんなこともできなくなるのかも。
